敦煌駅４：００着　敦煌市内専用ツアー（莫高窟、西晋墓、鳴沙山、月牙泉）

３２時間１７００ｋｍの列車の旅を終えて早朝敦煌駅に列車は到着した。

列車は更に西へ向かってクイトゥンまで行く。

敦煌駅から敦煌市街地まで１２０ｋｍもある。チャーター車でまだ暗い道路をぶっ飛ばす。周りは砂漠。真っ黒で何も見えない。
市街地でホテルにチェックイン後、早速一番のお目当て莫高窟に行く。

莫高窟で。外壁の壁画にまだうっすらと色が残っていた。

近年になって壁は補強された。ただ洞窟の中は昔のまま。塑像あり、壁画あり、見飽きない。

たっぷり時間をかけて見学の後、西晋墓へ。砂漠の真ん中にあり地表を削って作られている。

砂漠といってもここのは土砂まじりの大地。３０ｃｍもも掘ると硬い礫岩のようだった。 こんもりと盛り上がっているのが一般人のお墓。土葬だ。西晋墓は地下にあった。

砂漠に隣接してこのようなたわわに実る綿畑が広がっている。 水路が整備されているためだ。

街に戻って定番コースの鳴沙山、月牙泉を見に行く。

全山砂で出来ている鳴沙山は市街地から数ｋｍのところにある。 逆に言えば敦煌という街は砂山が近くまで迫っている。

砂山３景。夕陽が傾くに従って刻々と色が変わっていった。

砂はさらさらで西晋墓の周辺とは全く様相が違っていた。

色模様が珍しい。

月牙泉。年々小さくなってきているとのこと。

砂山登頂記念。スペイン人、フランス人、そして影が映っている撮影者は中国人。 これからカシュガルに行くとのことだった。

夜になるとさすがに寒くなってくる。砂漠の真ん中であることを実感した。。

翌日は敦煌郊外です。