那覇空港近くで珊瑚礁の島（名前は不明）を空から眺める

予定通り１１時には仕事を終えて、帰宅。１２時前にタクシー・電車・バスを乗り継ぎ名古屋空港へ。２時半の飛行機で那覇へ。一人９８００円なり。 大型台風がはるか那覇の南方１０００ｋｍくらいを西に向かっているのだが、那覇は曇りで夕立があったよう。空港からレンタカーを借り、早速自宅から持っていったポータブルカーナビをセット。あらかじめ目的地セットしていたパシフィックホテルへはすんなりと案内してくれてそのままチェックイン。カーナビをつけているレンタカーもあるようだが初めてでは使いにくいであろうし、あらかじめセットしておくなんてできない相談。ポータブルカーナビは道のわかりにくいと言われている宮古島でもその能力を遺憾なく発揮。カーナビはポータブルに限る。 さてチェックイン後、夕闇迫る中北谷から嘉手納基地へドライブ。空港が見える安保の丘で基地を見る。独立記念日なので閑散としていた。ぐるっと右回りに中城、与那城、首里城とまわって、夕食は那覇市内久茂地にある久茂地文庫。おすすめのスポット。観光では３０年ぶりの沖縄の夜であった。

午前中は南方戦跡をまわる。３０年前に来たときはレンタカーもなくたぶん一般バスを利用して回ったはずで、４月だったがセミの鳴き声が記憶に残っている。もちろん今と違って右側通行で歩道を渡るときにとまどった覚えがあるし、サトウキビ畑を歩いていると土地の人にサトウキビをもらったり、部屋にも上げさせてもらってお茶をいただいたこともあった。。そのときに比べてレンタカーでポイントのみを回るのはどうかと思うがなんせ学生の時と違って時間が無い。これもやむを得ない変化なんだろうか。 当時なかった平和の礎を見学したが、ワシントンにあるベトナム戦争で散ったアメリカ人の名前を刻んだモニュメントと比べて当然人数も多く、沖縄戦で闘った双方の死者が刻まれているのが印象的。 摩文仁にも登ったが、この３０年で本やテレビで知った知識があるので前回の時よりずっと心に入り込んでくる。あれから５６年を経過している。 さて宮古島の天気が気になっているためか、食欲出ず。気が弱いものだ。２時２０分の飛行機を２時４５分と思いこんでいたため、危なかったが、飛行機が遅れたこともあって、やや待たされて出発。到着は強い南風でゆれながら着陸。天候が悪いと引き返すと脅されていたので機長の技量に感謝。ここもレンタカーで久松の「たかや」へ。素泊まり２０００円。民宿！という感じ。 宮古島にきたらここに一泊はすべきですぞ。 夜はタクシーで平良市内の居酒屋で飲む。豆腐がうまかった。

摩文仁の丘から東シナ海　台風の影響か南からうち寄せる波が激しい

昨夜は一時的なシャワーがあったようだが心配していた台風の影響も無く、朝から晴れ。早速カーナビと地図をもとに、平良市内経由西海岸を北上してまず砂川ビーチを訪問。近くの駐車場に車をとめ、歩きにくい砂道で海岸に出ると、いきなりの青い海と空。おもわず声がでてしまう。写真誌に宮古島の紹介としてよく出てくるのも頷ける。しばらく写真家になったつもりでアングルをきめてバシャバシャ。デジカメは気楽なものだ。 再び車に戻り、北上。「たかや」で教えてもらった西海岸のスポットで珊瑚ひろい。さらに北上、池間島まで足をのばす。その後東海岸を南下。事前にｎｉｆｔｙの沖縄フォーラムでお世話になった菊池さんの職場を見学。ここから宮古島の生情報を発信してもらていたのかと感激。感謝です。 さらに南下してお目当ての吉野海岸へ。早速シュノーケルをつけて海にはいるが、珊瑚礁の間を縫うように泳いでいくと色とりどりの熱帯魚が遊んでおり、飽きることがない。いままで経験したことがないような綺麗な海と珊瑚礁と熱帯魚。売店や食堂も、自販機もなにもない海岸。白い砂と、遠くに東平安名崎の灯台。国立公園の特別地域に指定してずっと護りたいものだ。（もっとも有名になると困るが） 夕方になって、再び車で南海岸から西に回り、ロッジマレアにチェックイン。

砂山ビーチ。砂の道をしばらく歩くといきなりの海。感動的な出会い。

西海岸の珊瑚拾いスポットで。海がまぶしい。	吉野海岸のリーフ。白い波からむこうは一気に深くなる。
東平安名崎。宮古島を代表する風景。	東シナ海に沈む夕日。すぐそこは台湾。

朝から快晴。平良市内でシュノーケルや海中でも写せるフィルムを購入、連れ合いを人間国宝の子どもが営んでいる陶器屋さんにおろしてひとりでもう一つ有名とかの新城海岸へ。ただやはり吉野海岸のほうがいい。少し泳いだ後、再び吉野海岸へ。連れ合いはそこで吉野おじさんと工芸づくり。たっぷり楽しんだ後、レンタカーを返却、そのまま空港へ。暮れかかる頃、楽しかった宮古島を後にする。

干潮になって珊瑚礁が海中から現れてきた。

吉野海岸から東平安名崎を遠望。

西海岸のイムガーで。シャワー施設がないが、珊瑚礁が美しい。

�@台風が少ないことや７月からのトップシーズン前の料金で遊べるので、季節は６月下旬の梅雨明け直後がベスト �Aレンタカーでまわるのが効率的。ただ平坦でかつ３角形をしているので、迷ってしまう。カーナビがよい。 �B吉野海岸は大事に遊びたい。熱帯魚を集めるためのエサはやめよう。えさがなくてもいっぱいよってくる。またマナーを守ろう。 �Cシュノーケルセットは１日１０００円くらいで貸してくれる。珊瑚礁で足を傷つけるのでフィンやスニーカは必須。ただライフジャケットは不要。 �D食事は平良市内においしいところがいっぱいある。タクシー料金も安いので、飲んでも安心。 �E陶器や織物、また祭りなど文化を楽しむツアーもよい。

ではに戻りましょう。